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2024/04/24  [PR]
 

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1003
スーパーの裏側の隔離病棟。
後ろ姿を描いている男児が恐ろしい。
その子を部屋から出て来られないうちに外からスイッチを押して焼き殺す。
窓から中の様子が見えて、男児がただ焼けて行くのが見える。
顔の肉が焼け溶けて目の部分が黒く丸い穴になり、お面のような頭骨が剥き出しになる。

1007
いいとこの男子学生四人とトランプの大富豪をしている。
皆金の鎖のネックレスをしており、ペンダントトップがそれぞれ違う。
入学時に鎖が渡され、トップは自分で用意して身に付ける学校のしきたりなんだそう。
その子のトップはリボンのモチーフだった。

1008
少年は幼い妹と親戚に預けられている。
親戚たちは急に妹だけを可愛がり少年に辛くあたるが少年は妹が不安そうなので何でもないふうを装う。
雪が沢山降っていてベランダの窓を開けたら小さな子供が冷たさに泣いた。
階下に降りるとそこは親戚が経営する寂れたコンビニ兼土産物屋になっている。
そこから外(駐車場と温泉街のような道路)に出て大粒の牡丹雪を浴びる。
裸足で上半身裸だったけれど。
きっと積もると思う。冷たいけれど寒くはない。

1031
盲腸の手術をされる。
モニターで開いた自分の腹が見られて、医師が説明しながら腸を分け入って、小さな白い盲腸を切り取った。
切り取る瞬間麻酔が切れてないか不安になったが少し引っ張られた感触がしただけだった。
縫合しないので尋ねたら、切開部は小さいからすぐくっつくとのこと。
見てみると確かに左脚の付け根に3センチほどの傷があるだけだった。
この傷を誰かに見せようと思った。

★1103
胸から上しかない、腕もない男と女が海を流れている。
海は浅くて両脇に海草の生えた道になっているようなところを海流のまま行く。
体は横向きで魚みたいに流れる。海は明るい。
かつては女は一人で流れていた。
そのとき海草の間に鏡があって、初めて自分の姿を見た。
でも女はそれが自分の姿だとわからなかったかもしれないし、そこに映ったのは男の姿でもあった。
男は別の海の道を流れていて、二人はいずれ出会って一緒に流れていくようになる。

★1104
雨の多い小さな島が集まった海の上空を少年が飛んでいる。
少年は片手にいっぱいの小さな魚をすくって握りしめる。
魚は皆死ぬが、手から滑り落ちた一匹だけ生き残る。
少年は種を最後の一個体を残して滅ぼす力がある。
少年は嵐の島の小学校を見つける。
そこには宿直で一人残っている女の先生がいる。
その先生に会うために少年は生徒のふりをして校舎で先生を探して彷徨っていた。

1114
この世界は恐ろしくているべきじゃないから早く元の世界に戻らなきゃと思っているんだけど、食事を出されて無下にするのもなんなので食べる。
それはにゅうめんで、おかわりが欲しくなるほどおいしい。
すると恐怖とか焦りが消えて、ここにいるのもいいなという気持ちになる。
(でも夢の場所は現実の我が家のリビングで、私はいつも私が食事する席に座ってた。
食事を出してくれたのは姉だったけれど姉だという認識があったのかなかったのか。
ペルセポネの神話を思い出した。冥界の食べ物を食べるともう冥界の者になっちゃうやつ。)

1116
友人の兄の名が書いてある紙を見た。
その子がきょうだいで一番上だと思っていたけど、そういえばお兄さんがいたんだと思いだす。
その兄はもう婿養子に行っていて名字が「冷泉(れいせん)」変わっている。
私は最初「れいぜい」かと思った。
友人は読み方を間違えていたので突っ込んだ。

1128
女性作家の作品に関わるものがある博物館を訪ねる番組を見ていたら中に入ったような感覚。
飛んで上から見てる。
巨大な黒い、模様で埋め尽くされた両開きの扉から入る。
そこは荘厳不気味な博物館で、3mくらいある黒金の土偶や、邪悪に笑う布袋の像などがあった。
展示の一部として上への階段と下への階段がある。
下へは階段というより奈落になっていて落ちたら戻れないだろう。
アメリカの大統領関係の場所に繋がっている。
上への階段はすぐ壁とぶつかるが、そこが開けると事務所のようだが崩れていて、壊れたATMや崩壊した街が見えた。
ここは阪神大震災直後の世界なんだ、と咄嗟に気付いて声を上げて泣いた。

平安時代のような家屋。暗い。ただ天井は高い。
召使は飛んでいる。
平安貴族のような女性と老嫗がいで、女性のほうは精神を病んでいる。
自分の二人の娘を探している。
召使はショックを与えるのではと少し躊躇ったが、天井近くまで巻き上げられた御簾をほどいた。
その中に隠されていた、黒い布と一部錦に包まれた塊を出して床に置いた。
それはその女性の娘の死体だった。

1211
ベルトコンベアから綺麗でレトロな眼鏡がいくつも流れて目の前で止まった。
私は少年で、楕円球体のガラスがレンズになっている眼鏡を取って、「これは父の形見だから欲しい」と言った。
けれど側で監督していた恰幅のいい男が、駄目だと言った。
けれどもこの眼鏡はコンベアの先で潰されてしまうのだからいいじゃないかと言ったが、男は「お国のために使われるのだぞ」と強い語気で言ってきたので、気圧されて眼鏡を戻した。
そしてその先で眼鏡が機械で砕かれるのを見ていた。
眼鏡はほんとにいびつなガラスの塊のようだったから、これでどうやって見えるんだろうかと思った。

★140101
その世界には月が二つあって、太陽はない。
赤い筋肉の塊のような月が出て光っているときが昼で、青い月が出ているときは夜。
全ての自然摂理は集積回路が沢山ある部屋でコントロールされている。
メタリックな部屋にガラスの薄い棚が規則正しく一面に並び、その中に回路が埋め込まれている。
ある男がその回路の一部を切った。
すると部屋が停電し、何人かいた白衣の管理人達が携帯をライト代りに点けて不具合を探し始めた。
でも回路は膨大で、彼らが作ったものでもないので修復は困難に思われる。
管理人は男を追いかける。
男は確信犯のようで追い詰められると自殺しそうだ。

0113
人質になったので飛行機に乗せられる。
飛行機は割り箸くらいの太さの木を幾重にも組み合わせて作られていて、縦に三人乗れる。
一番前に乗る。
飛んでいると地上に遺跡が見えるのでそこに降りるのかと思うが降りない。
すると後方から建物のような物体が追いかけてくる。
飛行機はどこかに降りるためではなくて、追いかけてきた物体に乗り移るために飛んでいた。
その飛行物体は白いざらざらした石造りで、つなぎ目はなく曲面の壁、青空が見える。
暑い乾燥した国のよう。
中に入ると屋敷になっていて、怪しい宗教的なものを感じた。
奥に案内されて扉の前に行く。嫌な予感がする。
扉の向こうは暗く奥に大きなベッドがあり、複数の男か女かわからないが裸の人間が絡み合っていた。
そこを離れて壁と明るい窓に囲まれた螺旋階段を降りて行った。
何か言われたが断った。
そのあとは地上にいて夜、京都っぽい。帰り方がわからない。

学校行事で旅館に泊まっている。
急遽部屋割りが変更になり案内された部屋は階段を降りたすぐ横。
薄暗い廊下、部屋の中は真っ暗。
夜の真っ暗な用水路を覗き込んだような不安感。
何か良くないものがいる気がして、この部屋で寝るのは無理だと思う。
怖いから徹夜してでもどこか別の場所で夜を明かそうと旅館を出る。
旅館の玄関はすぐ横にカウンターと1テーブルのみの喫茶店になっている。
外は夜明け前のような暗さだった。
苦手なクラスメイトと一緒に行動しなければならなかった。

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